フェンディ(FENDI)のアイコンバッグとして、2014年の発表以来、多くのファッショニスタに愛され続けている「バイザウェイ」。
その洗練されたデザインと、名前の通り「ところで」と気軽に持ち運べるような実用性が魅力です。
当初「イットバッグ」として人気を集め、現在ではフェンディの中核をなす定番ラインとして定着しています。
しかし、実際に購入を検討する際には、「本当に使いやすいの?」「どんなシーンで活躍する?」「自分に似合うかな?」といった疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
特に、決して安価ではない投資だからこそ、フェンディ バイザウェイの使い勝手は購入前にしっかりと確認しておきたいポイントです。
この記事では、フェンディ バイザウェイの使い勝手に焦点を当て、気になるサイズ感や収納力(特に人気のミディアムサイズ)、素材による違い、傷つきやすいのではないかという懸念、ださい、今更といったネガティブなイメージは本当なのか、そして40代や50代といった大人の女性にふさわしいのか、芸能人の愛用者が多い理由、特別なセレリアラインの特徴まで、あらゆる角度からフェンディ バイザウェイの魅力を深掘りしていきます。
長く愛用できるパートナーバッグを見つけるために、ぜひ参考にしてください。
この記事のポイント4つ
- ハンドバッグ、ショルダーバッグ、クロスボディと3WAYで使える変幻自在のデザイン性。
- 人気のミディアムサイズを中心に、見た目以上の収納力と整理のしやすさ。
- カーフスキンや特別なセレリアラインの「クオイオ ローマ」など、素材による特徴と傷つきやすさへの配慮。
- ださい、今更は誤解? 時代を超えて愛される理由と40代・50代への適性。
フェンディバイザウェイ 使い勝手:デザインと機能性
フェンディ バイザウェイが多くの人に選ばれる理由は、その美しいデザインだけでなく、日常使いを考慮した優れた機能性にあります。
ここでは、デザインがどのように使い勝手に貢献しているのか、具体的な機能性と共に詳しく見ていきましょう。
3WAYで使える変幻自在のデザイン
バイザウェイ最大の特徴であり、使い勝手の良さの核となるのが、その3WAY(スリーウェイ)仕様です。
- ハンドバッグスタイル: 短いハンドルで持つと、上品でフォーマルな印象になります。
パーティーシーンやきちんとした場への出席にも最適です。
ハンドルは内側に収納可能なタイプもあり、よりすっきりとした見た目にすることもできます。 - ショルダースタイル: 付属の着脱・調節可能なショルダーストラップを装着すれば、肩掛けスタイルに早変わり。
両手が空くため、ショッピングや移動が多い日に便利です。
ストラップの長さは調節可能なものが多く、体型や好みに合わせられます。 - クロスボディスタイル: ストラップを長めに調節して斜め掛けすれば、カジュアルでアクティブな印象に。
旅行や子供連れのお出かけなど、より身軽に動きたいシーンで活躍します。
ストラップを外したり、ハンドルを収納したりしてクラッチバッグのように持つことも可能です。
このように、シーンや服装、その日の気分に合わせて持ち方を変えられる柔軟性が、バイザウェイの使い勝手を格段に高めています。
一つのバッグで様々な表情を見せてくれるため、コーディネートの幅が広がり、あらゆる場面で頼りになる存在となるでしょう。
人気のミディアムサイズはどれくらい入る?

バイザウェイには主に「ミニ」「ミディアム」「ラージ」のサイズ展開がありますが、特に人気が高いのがミディアムサイズです。
その理由は、日常使いに必要なものをしっかりと収納できる容量と、大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感にあります。
サイズの目安と収納力
サイズ名 (公式呼称) | 約寸法 (幅x高さx奥行 cm) | 約重量 (kg) | 主な容量/特徴 | 最適な用途 |
---|---|---|---|---|
ミニ (Mini) | 20-21 x 12-13 x 9-10 | 約 0.35 | 必需品(財布、スマホ、鍵等)、横にすれば350mlボトルも可能。 内部仕切り無しが多い。 |
軽装時、夜のイベント、クロスボディ |
ミディアム (Medium) | 27-29 x 15-18.5 x 12-13 | 約 0.6-0.65 | B5書類、長財布、ポーチ等。 中央ファスナー仕切りポケット付きが多い。 |
日常使い、通勤、日帰り旅行 |
ラージ (Large) | 約 35 x 約 20 x 約 14 | 未記載 | より多くのアイテム、書類、短期旅行に対応可能 | 荷物が多い仕事、短期旅行 |
(注:寸法や重量はモデルや素材により若干異なる場合があります。
)
ミディアムサイズは、B5サイズの書類や手帳、長財布、スマートフォン、化粧ポーチなど、日常的に持ち歩くアイテムを十分に収納できる容量があります。
中央にファスナー付きの仕切りポケットが設けられているモデルが多く、荷物を整理しやすい点も使い勝手が良いと評価されています。
しっかりとしたマチがあり、置いた時に自立しやすいのも嬉しいポイントです。

素材による違いは?傷つきやすいって本当?
フェンディ バイザウェイは、様々な素材で展開されていますが、定番は高品質なカーフスキン(子牛革)です。
この素材選びも使い勝手に影響を与える要素であり、「傷つきやすいのでは?」という点は多くの方が気にされるポイントでしょう。
- スタンダードなカーフスキン:
- メリット: 滑らかで上品な光沢があり、高級感があります。
比較的軽量で、しなやかさも持ち合わせています。
カラーバリエーションが豊富です。 - デメリット: 表面がスムースなため、鋭利なものや硬いものとの摩擦で傷がつく可能性はあります。
特に薄い色の場合は、汚れが目立ちやすいこともあります。
デニムなどとの摩擦による色移りの可能性も指摘されています。
- メリット: 滑らかで上品な光沢があり、高級感があります。
- セレリアラインの「クオイオ ローマ」:
- メリット: 通常のカーフスキンよりも厚手で、自然なシボ(革表面の凹凸)があるため、傷や汚れが目立ちにくいという特徴があります。
使い込むほどに味わいが増し、経年変化を楽しめます。
手縫いのステッチが特徴的で、よりクラフトマンシップを感じられます。 - デメリット: スタンダードなカーフスキンに比べて、やや重厚感があり、価格も高めになる傾向があります。
- メリット: 通常のカーフスキンよりも厚手で、自然なシボ(革表面の凹凸)があるため、傷や汚れが目立ちにくいという特徴があります。
「傷つきやすい」は本当か?
結論から言うと、「どんな革製品でもある程度は傷つく可能性はあるが、過度に心配する必要はない」と言えます。
フェンディのカーフスキンは高品質であり、日常的な使用で簡単に深い傷がつくわけではありません。
特にセレリアラインの「クオイオ ローマ」レザーは、その特性上、傷が目立ちにくいメリットがあります。
傷を防ぐためのポイント
- バッグの底鋲(付いているモデルの場合)を活用し、直接地面や床に置かない。
- 保管時は、他の硬い物と接触しないように、購入時に付属する保存袋に入れる。
- 鋭利な物(鍵など)は、直接バッグに入れず、ポーチなどを活用する。
- 定期的に革専用のクリームで保湿ケアをする(目立たない場所で試してから)。
素材の特性を理解し、丁寧な扱いを心がけることで、フェンディ バイザウェイを美しい状態で長く愛用することができます。
もし傷が気になる場合は、シボのある「クオイオ ローマ」レザー(セレリアライン)や濃い色のモデルを選ぶのも一つの方法です。
上質なセレリアラインの魅力とは
フェンディ バイザウェイの中でも、特別な存在感を放つのが「セレリア(Selleria)」ラインです。
セレリアは、フェンディの創業当初からの馬具作りの技術と、熟練職人によるハンドメイドの伝統を受け継ぐ特別なコレクションです。

- 特徴的なハンドステッチ: セレリア最大の特徴は、太めの糸で施された手縫いのステッチ(マクロステッチ)です。
「クオイオ ローマ」と呼ばれる最高級カーフレザーに、一針一針丁寧に縫い上げられたステッチは、機械縫いにはない温かみとクラフトマンシップを感じさせます。
このステッチが、バッグのデザインに独特のリズムと高級感を与えています。 - 高品質な「クオイオ ローマ」レザー: セレリアラインには「クオイオ ローマ」という特別なレザーが使用されています。
これは美しくソフトで、自然なシボ感が特徴の上質なカーフレザーです。
肉厚で耐久性が高く、使い込むほどに革が馴染み、色艶に深みが増していくため、自分だけのバッグへと育てていく楽しみがあります。
傷が目立ちにくいという実用的なメリットも兼ね備えています。 - セレリア独自のディテール: セレリアラインの製品には、製造を担当した職人の名前とシリアルナンバーが刻印されたシルバープレート(またはレザータグ)が付けられていることがあります。
これは、一つ一つが特別な製品であることの証であり、所有する満足感を高めてくれます。 - 2024年のアップデート: バイザウェイのローンチ10周年を記念して2024年に発表された「バイザウェイ セレリア」は、オリジナルのデザインを踏襲しつつ、よりリラックスしたシルエット、結び目(ノット)ディテールのジッププラー、調節可能なストラップ、レザーキーリングといった新しい特徴を備えています。
セレリアラインのフェンディ バイザウェイは、通常のモデルよりも価格帯は上がりますが、その分手間暇かけた作りと上質な素材、そして他にはない特別感を味わうことができます。
単なるファッションアイテムとしてだけでなく、長く愛せる逸品を求める方、ブランドの歴史や職人技に価値を見出す方にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
その堅牢な作りは、使い勝手の面でも安心感を与えてくれます。

開閉はしやすい?ジッパーの使用感
バッグの使い勝手において、開口部の開け閉めのしやすさは非常に重要なポイントです。
フェンディ バイザウェイは、主にジッパー(ファスナー)で開閉するデザインです。
- スムーズな開閉: フェンディの製品に使われているジッパーは高品質なものが多く、基本的にはスムーズに開閉できます。
ダブルジップ仕様(左右どちらからでも開閉できる)になっているモデルが多く、荷物の出し入れがしやすいように工夫されています。 - 開口部の広さ: 横長のボストン型のため、ジッパーを全開にすると開口部が大きく開き、バッグの中身全体を見渡しやすくなっています。
これにより、目的のものを探しやすく、ストレスなく荷物を出し入れできます。 - 注意点: 新品の状態では、ジッパーの動きがやや硬く感じられることがあります。
これは使用していくうちに馴染んでくることがほとんどです。
また、荷物をパンパンに詰め込みすぎると、ジッパーに負担がかかり、閉めにくくなることがあるため注意しましょう。
ジッパープル(引き手)のデザインも様々で、2024年のセレリアモデルでは結び目(ノット)ディテールが採用されるなど、デザイン性も考慮されています。
全体的に、フェンディ バイザウェイのジッパーは使い勝手を損なうようなものではなく、むしろ中身の飛び出しを防ぎ、セキュリティ面でも安心感のある仕様と言えるでしょう。
ハンドルの持ちやすさと肩掛け・斜め掛け
フェンディ バイザウェイの使い勝手を語る上で、ハンドルとショルダーストラップの使用感は欠かせません。
- ハンドル:
- 形状: 丸みを帯びた形状のものが多く、手に馴染みやすく、長時間持っていても疲れにくいように設計されています。
- 長さ: ハンドバッグとして持つ際に、腕にかけやすい適度な長さです。
- 収納可能なタイプ: 一部のモデルでは、ハンドルをバッグの側面にスライドさせて内側にしまい込むことができます。
これにより、ショルダースタイルやクロスボディスタイルで使用する際に、ハンドルが邪魔にならず、よりすっきりとした見た目になります。
この機能は使い勝手を向上させる便利なディテールです。
- ショルダーストラップ:
- 着脱可能: ほとんどのモデルでショルダーストラップは取り外し可能です。
これにより、ハンドバッグとして使いたい時には外しておくことができます。 - 長さ調節: 多くのストラップは長さ調節が可能です。
自分の身長や好みの持ち方(肩掛け、斜め掛け)に合わせて最適な長さに設定できます。 - 素材・デザイン: レザー製のシンプルなものから、別売りのロゴ入りや幅広の「ストラップ ユー」まで様々です。
ストラップを付け替えることで、バッグの雰囲気を変えて楽しむこともできます。
幅広のストラップは肩への負担を軽減する効果も期待できます。
購入時に付属チャームへのイニシャル刻印サービス(無料)が利用できる場合もあります。
- 着脱可能: ほとんどのモデルでショルダーストラップは取り外し可能です。
ハンドルとストラップの組み合わせにより、様々な持ち方が可能となり、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンに対応できる使い勝手の良さを実現しています。
フェンディバイザウェイ 使い勝手:利用シーンと評判
デザインや機能性だけでなく、実際にどのようなシーンで使われているのか、世間ではどのように評価されているのかも気になるところです。
ここでは、フェンディ バイザウェイの利用シーンや、しばしば聞かれる評判について掘り下げていきます。
「ださい」「今更」は誤解?時代を超えて愛される理由
一部で「フェンディ バイザウェイはださいのでは?」「流行遅れで今更感があるのでは?」といった声を聞くことがあるかもしれません。
しかし、これは必ずしも実態を反映しているとは言えません。
- 認識の背景: このような見方が生まれる背景には、人気のピーク時に多くの人が所有していたため、「過ぎ去ったブーム」と感じる人がいることや、特定の過去のデザインが現在の視点から見て時代遅れに見える可能性などが考えられます。
- タイムレスなデザイン: バイザウェイのデザインの核は、シンプルでクリーンなラインを持つ機能的なボストンシェイプです。
過度な装飾が少なく、多くのモデルでブランドロゴも控えめであるため、特定の流行に左右されにくい普遍的な魅力を持っています。
多くの利用者から「飽きのこない形」と評価されています。 - 継続的な進化: フェンディ自身がこのデザインを重要視し、投資を続けている事実は重要です。
2014年のローンチから10周年となる2024年には、新たに「バイザウェイ セレリア」を発表しました。
これは、フェンディがバイザウェイを過去の遺産ではなく、進化し続ける価値あるデザインと考えている明確な証拠であり、「今更」感を否定するものです。 - 実用性の価値: ハンドバッグ、ショルダーバッグ、クロスボディ(時にはクラッチ)として使える3WAYの機能性は、単なる見た目の流行を超えた、実用的な価値として持続的な人気を支える大きな要因です。
結論として、「ださい」「今更」といった評価は、バッグ固有のデザイン的欠陥というよりは、過去の爆発的な人気とその後の定番化への移行過程で見られる現象と解釈するのが妥当でしょう。
そのシンプルで機能的な基本デザインと、ブランドによる継続的なアップデートは、このバッグが現代においても十分に魅力的で価値ある選択肢であることを示しています。
40代・50代の大人の女性にも似合う?
フェンディ バイザウェイは、若い世代だけでなく、40代、50代といった審美眼の確かな大人の女性にも非常に人気が高いバッグです。
その理由は以下の点が挙げられます。

- 上品さと高級感: シンプルながらも洗練されたデザインと、上質な素材感は、大人の女性が求める上品さと高級感を十分に満たしてくれます。
派手すぎず、地味すぎない絶妙なバランスが、様々な場面で活躍します。 - TPOに合わせた対応力: 前述の通り、3WAYで持ち方を変えられるため、仕事(通勤)、保護者会、友人とのランチ、フォーマルな場への出席、旅行など、40代・50代女性の多様なライフスタイルやTPOに合わせて柔軟に対応できます。
一つのバッグでこれほど幅広いシーンをカバーできる使い勝手の良さは、忙しい大人女性にとって大きな魅力です。
キャリアと個人のスタイルを両立させたい時期に、「きちんと感」も演出できます。 - 豊富なカラーバリエーション: ベーシックなブラック、グレー、ベージュ系(「トルトラ」など)から、コーディネートのアクセントになるような鮮やかな色まで、カラーバリエーションが豊富です。
自分のスタイルや好みに合わせて、落ち着いた色味や、遊び心のある色を選ぶことができます。
特に、ブラック、ベージュ、グレー、ネイビーなどのクラシックな色は、40代・50代のファッションに合わせやすく、長く愛用できるでしょう。 - 適度なサイズ感: ミディアムサイズは、必要な持ち物を収納しつつも、大きすぎずエレガントな印象を保てるため、大人の女性にふさわしいバランスです。
スモール(ミニ)サイズも、アクセサリー感覚で持つのに適しています。
結論として、フェンディ バイザウェイは40代、50代の女性にとって、非常に使いやすく、かつステータスを感じさせてくれる頼れるバッグと言えます。
その普遍的なデザインと品質の高さ、そしてライフスタイルの要求に応える実用性は、年齢を重ねたからこそ、よりその価値が理解され、似合うアイテムと言えるかもしれません。
多くの芸能人が愛用する理由
フェンディ バイザウェイは、国内外問わず多くの芸能人やセレブリティに愛用されています。
雑誌のスナップやSNSなどで、芸能人がバイザウェイを持っている姿を目にしたことがある方も多いでしょう。
芸能人に選ばれる理由は、単にブランドの知名度だけではありません。
- デザイン性の高さ: やはり、その洗練されたデザインはファッション感度の高い芸能人たちを惹きつけます。
持つだけでコーディネート全体を格上げしてくれる存在感があります。 - 汎用性と使い勝手: 芸能人は、仕事からプライベートまで、様々なシーンで活動します。
バイザウェイの3WAY仕様と、どんな服装にも合わせやすいデザインは、彼女たちの多忙なライフスタイルにおいて非常に実用的です。
移動が多い芸能人にとって、肩掛けや斜め掛けができる使い勝手の良さは重要です。 - ブランドステータスと品質: フェンディというトップブランドのアイテムであることは、一定のステータスシンボルにもなります。
しかし、それ以上に、品質やデザインへの信頼感が、芸能人が愛用する理由として大きいでしょう。 - 豊富なバリエーション: 定番カラーだけでなく、シーズン限定のデザインやコラボレーションモデルなど、選択肢が豊富な点も魅力です。
他の人と被りにくい、個性的なバイザウェイを選ぶこともできます。
持ち手にスカーフを巻いたり、チャームを追加したりして個性を出すことも可能です。
芸能人が愛用しているという事実は、フェンディ バイザウェイがトレンド感と普遍性を兼ね備えた、魅力的なバッグであることの裏付けとも言えます。
重さは気になる?長時間持っても大丈夫?
フェンディ バイザウェイは高品質なレザーを使用しているため、布製のバッグなどに比べると、ある程度の重さはあります。
特にミディアムサイズやラージサイズ、そしてセレリアラインのような厚手のレザーを使用したモデルは、空の状態でもある程度の重量感を感じるかもしれません。
- サイズの目安重量:
- ミニ:約 0.35 kg
- ミディアム:約 0.6 – 0.65 kg
(注:モデルや素材により変動します)
- 荷物を入れた場合: 財布、スマホ、ポーチなど、日常的な荷物を入れると、総重量は1kgを超えることが一般的です。
重さの感じ方と対策:
- 個人差: 重さの感じ方は人それぞれです。
普段から軽いバッグを好む方にとっては、少し重く感じるかもしれません。
一方で、他のブランドの同程度のサイズのレザーバッグと比較して軽量だと感じるユーザーもいます。 - 持ち方の工夫:
- ショルダーストラップ: 肩掛けや斜め掛けにすることで、重さが分散され、腕だけで持つよりも負担が軽減されます。
特に幅広のストラップを使用すると、肩への食い込みが少なくなり、より快適になります。 - 荷物の見直し: 長時間持ち歩くことが予想される日は、バッグに入れる荷物を厳選し、必要最低限にすることも有効です。
- ショルダーストラップ: 肩掛けや斜め掛けにすることで、重さが分散され、腕だけで持つよりも負担が軽減されます。
- 購入前の確認: 可能であれば、実際に店舗で荷物を入れた状態の重さを試してみることをお勧めします。
自分の許容範囲かどうかを確認することが大切です。
確かに多少の重さはありますが、その分、しっかりとした作りと高級感を実感できます。
持ち方を工夫したり、荷物量を調整したりすることで、長時間の使用も十分に可能です。
重さが使い勝手を著しく損なうレベルかというと、多くの場合そうではないと言えるでしょう。
コーディネートの幅広さ:どんな服装に合う?
フェンディ バイザウェイの大きな魅力の一つは、その驚くほどのコーディネートの幅広さです。
シンプルで洗練されたデザインは、様々なテイストの服装に自然にマッチします。

- きれいめ・コンサバティブ:
- スーツやジャケットスタイル:通勤やお仕事シーンに。
ミディアムサイズなら書類(B5程度)や手帳も収まり、知的な印象を与えます。
ブラック、グレー、ネイビーなどが定番です。 - ワンピースやスカートスタイル:上品なレストランでの食事や、学校行事などに。
ハンドバッグ持ちでエレガントに。
ベージュやパステルカラーなども素敵です。
- スーツやジャケットスタイル:通勤やお仕事シーンに。
- カジュアル:
- デニムやTシャツスタイル:シンプルなカジュアルスタイルに合わせるだけで、ぐっと格上げされた印象になります。
クロスボディで持てば、こなれ感が出ます。
あえて明るい色や柄物を選んでアクセントにするのもおすすめです。 - スニーカースタイル:アクティブなスタイルにも意外とマッチします。
上質なレザーバッグが、ラフすぎない大人のカジュアルを演出します。
- デニムやTシャツスタイル:シンプルなカジュアルスタイルに合わせるだけで、ぐっと格上げされた印象になります。
- フォーマル・セミフォーマル:
- ドレスアップした装いにも、クラッチバッグのように持つことで対応可能です。
短いハンドルでエレガントに持つのも良いでしょう。
- ドレスアップした装いにも、クラッチバッグのように持つことで対応可能です。
このように、フェンディ バイザウェイは、きれいめからカジュアル、フォーマルまで、まさに「オールマイティ」と言えるほど、どんな服装にも合わせやすい使い勝手の良さを持っています。
色や素材、サイズ、持ち方を変えることで、さらに多様な表情を見せてくれるため、一つ持っているとコーディネートの幅が格段に広がるでしょう。

中古市場での人気と価値
フェンディ バイザウェイは、新品だけでなく中古市場でも非常に人気が高く、安定した需要があります。
これは、バッグ自体の価値が認められており、長く愛用できるアイテムであることの証明とも言えます。
- リセールバリュー: 一般的に、ブランドバッグの中でもフェンディ バイザウェイは比較的高いリセールバリュー(再販価値)を維持する傾向にあります。
もちろん、状態(傷、汚れ、使用感)、カラー、素材、付属品(保存袋、ギャランティカードなど)の有無によって査定額は大きく変動しますが、需要が高いため、状態が良ければある程度の価格で取引されることが期待できます。
過去には定価の35~45%程度の買取相場であった例も報告されています (古い情報のため変動の可能性あり)。 - 人気の理由:
- 定番デザイン: 流行り廃りが少ない定番デザインであるため、中古でも購入したいと考える人が多い。
- 品質の高さ: フェンディの品質に対する信頼感がある。
- 手の届きやすさ: 新品では予算的に難しいけれど、中古なら手が届くという層からの需要がある。
- 廃盤カラー・限定モデル: 過去に販売された人気のカラーや限定モデルを探している人がいる。
中古市場での人気が高いということは、将来的に手放すことになった場合でも、価値がゼロになりにくいということです。
これは、高価なバッグを購入する際の安心材料の一つにもなり得ます。
ただし、リセール目的で購入するのではなく、あくまで自分が気に入って長く使うことを前提に選ぶことが大切です。
中古で購入を検討する場合も、信頼できる販売店を選び、状態をよく確認することが重要です。
お手入れ方法と長く使うためのコツ
せっかく手に入れたフェンディ バイザウェイ、できるだけ美しい状態で長く愛用したいですよね。
そのためには、日頃のお手入れと適切な保管が重要です。
基本的なお手入れ方法と、長持ちさせるためのコツをご紹介します。
- 日常のお手入れ:
- 使用後: 一日の終わりに、柔らかい乾いた布(マイクロファイバークロスなど)で、バッグ全体の表面についたホコリや指紋をやさしく拭き取ります。
- 軽い汚れ: 軽い汚れが付いた場合は、固く絞った柔らかい布で、汚れた部分を優しく叩くようにして拭き取ります。
強く擦ると革を傷める可能性があるので注意してください。
その後、必ず乾いた布で水分を拭き取ります。
- 革の保湿ケア(定期的):
- 革は乾燥するとひび割れなどを起こしやすくなります。
数ヶ月に一度程度、革専用のデリケートクリームや保革クリームを使って油分を補給してあげましょう。 - 必ず目立たない場所(バッグの底や内側など)で試してから、全体に使用してください。
クリームを少量布に取り、薄く均一に塗り広げ、その後乾いた布で乾拭きします。
- 革は乾燥するとひび割れなどを起こしやすくなります。
- 雨に濡れた場合:
- 万が一雨に濡れてしまった場合は、すぐに乾いた柔らかい布で、水分を優しく吸い取るように拭き取ります。
- ドライヤーなどで急激に乾かすのは絶対に避けてください。
革が硬くなったり、変形したりする原因になります。
風通しの良い日陰で自然乾燥させます。
- 保管方法:
- 詰め物をする: 長期間使用しない場合は、型崩れを防ぐために、バッグの中に詰め物(柔らかい紙やタオルなど)をします。
新聞紙はインクが色移りする可能性があるので避けましょう。 - 保存袋に入れる: 購入時に付属していた保存袋(不織布製など)に入れて保管します。
これにより、ホコリや他の物との接触による傷を防ぎます。
ビニール袋は通気性が悪く、カビの原因になるため避けましょう。 - 保管場所: 湿気が少なく、直射日光が当たらない、風通しの良い場所に保管します。
クローゼットの中に長期間しまいっぱなしにする場合は、時々出して風を通すと良いでしょう。 - 重ね置きしない: 他のバッグなどを上に重ねて置かないようにしましょう。
型崩れや色移りの原因になります。
- 詰め物をする: 長期間使用しない場合は、型崩れを防ぐために、バッグの中に詰め物(柔らかい紙やタオルなど)をします。
これらの基本的なお手入れと保管方法を実践することで、フェンディ バイザウェイの美しい状態を長く保ち、使い勝手の良い相棒として活躍してくれるでしょう。
もし、自分でお手入れするのが難しい汚れや傷がついてしまった場合は、無理せず革製品専門のクリーニング店や修理店に相談することをおすすめします。
【まとめ】フェンディバイザウェイ 使い勝手
この記事で使った内容をまとめます。
- フェンディ バイザウェイはハンドバッグ、ショルダー、クロスボディ(時にクラッチ)と多様な持ち方ができる3WAY仕様が最大の使い勝手の魅力。
- 人気のミディアムサイズはB5書類や長財布など日常の必需品を十分に収納でき、内部の仕切りで整理しやすい。
- 定番のカーフスキンは滑らかだが、傷つきやすい側面も。
セレリアラインの「クオイオ ローマ」レザーは傷が目立ちにくく耐久性が高い。 - 特別なセレリアラインは、手縫いのステッチと上質な革が特徴で、2024年にはデザインがアップデートされた。
- 開閉はスムーズなジッパー式で、開口部も広く荷物の出し入れが容易。
- ハンドルは持ちやすく、着脱・調節可能なストラップで様々な持ち方に対応。
- 「ださい」「今更」は過去の流行の反動という側面が強く、本質的には時代を超えたデザインで、ブランドも進化させている。
- 上品さと実用性を兼ね備え、40代・50代の大人の女性の多様なライフスタイル(仕事・プライベート)に非常にマッチする。
- デザイン性、汎用性、ブランド価値から多くの芸能人にも支持されている。
- レザー製のため多少の重さ(ミディアムで約600g~)はあるが、持ち方の工夫で対応可能。
- きれいめからカジュアル、フォーマルまで幅広い服装に合わせやすいコーディネート力を持つ。
- 中古市場でも人気があり、価値が比較的安定している傾向にある。
- 日常的な手入れと適切な保管で、美しく長く愛用できる。
フェンディ バイザウェイは、デザイン、品質、機能性、汎用性のすべてにおいて高いレベルを誇る、まさに才色兼備なバッグです。
この記事を参考に、ご自身のライフスタイルに合ったフェンディ バイザウェイを見つけ、長く愛用していただければ幸いです。
参考資料
- ウィメンズ デザイナー バイ ザ ウェイ | FENDI JP – フェンディ公式サイト バイザウェイ カテゴリページ
- フェンディ、「バイ ザ ウェイ セレリア」バッグを発表! – PR TIMES – 2024年発表の「バイ ザ ウェイ セレリア」に関するプレスリリース
- 【フェンディ】新作バッグ「バイ ザ ウェイ セレリア」を発売… | ファッション誌Baila – 新作「バイ ザ ウェイ セレリア」に関するファッションメディア記事