ストリートウェアの先駆者であるNIGOさんと、歴史あるメゾン、Louis Vuitton(ルイヴィトン)。両者の融合は、単なるコラボレーションの枠を超え、ファッション史に刻まれる「文化革命」といっても過言ではありません。ヴァージル・アブローさんとの友情から生まれた「LV²」コレクション(第1弾・第2弾)の衝撃、そしてファレル・ウィリアムスさんが手掛ける2025年の新たな展開まで。バッグやリュック、財布といった名品たちが放つ、遊び心とラグジュアリーが共存する世界観を紐解きます。時を経ても色褪せないヒューマン メイド(Human Made)のエッセンスを感じながら、一生モノのパートナーを探す旅へ出かけましょう。
- ストリートとラグジュアリーが融合した歴史的コラボレーションの全貌
- ヴァージル・アブローさん期(第1弾・第2弾)と2025年新作の魅力
- キーポル、リュック、財布など、資産価値の高い名品アイテムの詳細
- 「HUMAN MADE」のエッセンスが光るアパレルラインの選び方
Louis Vuitton NIGOコラボの軌跡と「LV²」の衝撃

ファッションの世界には、時代を変える「出会い」が存在します。Louis VuittonとNIGOさんのコラボレーションは、まさにその象徴です。
ラグジュアリーブランドの最高峰であるルイ・ヴィトンが、日本のストリートカルチャーのゴッドファーザーであるNIGOさんを招き入れた背景には、深いリスペクトと友情の物語がありました。ここでは、このコラボレーションがなぜ世界中で熱狂的に迎えられたのか、その歴史的背景と第1弾、第2弾の「LV²(ルイ・ヴィトン スクエアード)」コレクションについて深掘りしていきます。
第1弾・第2弾に見るヴァージル・アブローさんとの友情
このコラボレーションを語る上で欠かせないのが、当時のメンズ アーティスティック・ディレクター、故ヴァージル・アブローさんの存在です。彼とNIGOさんは長年の友人であり、互いにクリエイティブなインスピレーションを与え合う関係でした。
「LV²(ルイ・ヴィトン スクエアード)」と名付けられたこのプロジェクトは、ルイ・ヴィトンの伝統的なコードに、NIGOさんが得意とする遊び心あふれるグラフィックや、ロンドンのモッズカルチャーの要素を掛け合わせたものです。
【第1弾(2020年)の特徴】
記念すべき第1弾では、ルイ・ヴィトンの象徴である「ダミエ・パターン」と「モノグラム・キャンバス」を大胆に融合させたデザインが話題をさらいました。
まるでアイスクリームが溶け出したような「ドリップ」加工が施されたバッグや、NIGOさんが手掛けるブランド「HUMAN MADE(ヒューマン メイド)」のアイコンである「ダック(鴨)」のモチーフが登場。「伝統の破壊と再生」を見事に表現し、即完売が相次ぎました。
【第2弾(2022年)の特徴】
第2弾では、NIGOさんのルーツである日本文化へのオマージュがより色濃く反映されました。「着物」の帯を連想させる結び目のディテールや、スカジャンを彷彿とさせる「タイガー(虎)」のモチーフ、そして郵便切手を模したグラフィックなどが特徴です。
モノグラム・ストライプという新たなパターンも登場し、よりポップで色彩豊かなコレクションとなりました。
2025年、ファレル・ウィリアムスさんと紡ぐ「第3弾」への期待

ヴァージル・アブローさんが去った後、多くのファンがこのコラボレーションの終了を惜しみました。しかし、物語はここで終わりません。
新たにメンズ クリエイティブ・ディレクターに就任したファレル・ウィリアムスさんもまた、NIGOさんと20年来の盟友であり、共にファッションブランドを立ち上げたパートナーでもあります。
2025年の秋冬メンズコレクションにおいて、ファレル・ウィリアムスさんは再びNIGOさんを招聘しました。これは実質的な「第3弾」とも呼べる展開であり、ファレルさんはこのコレクションのテーマを「Remember the Future(未来の記憶)」と表現しています。
| コレクションのテーマ | 友情、ルーツ、日本とアメリカの対話 |
| 注目のデザインコード | ピクセル化されたダモフラージュ、8ビットの要素 |
| キーモチーフ | 犬(ファレルさんとNIGOさんの愛犬)、宇宙 |
| 期待値 | 5.0 |
| 革新性 | 4.5 |
Louis Vuitton NIGO アイテム別解説:バッグから小物まで
このコラボレーションの真骨頂は、なんといってもアイテム一つひとつに宿る圧倒的な存在感です。
日常使いのバッグから、旅を彩るキーポル、そして毎日手にする財布まで。ここでは、特に人気が高く、中古市場でも価値が落ちにくい(あるいは高騰している)名品たちを、具体的なアイテム名とともに解説します。
ルイ・ヴィトン NIGO バッグ・キーポルの魅力
ルイ・ヴィトンの歴史そのものであるボストンバッグ「キーポル」。NIGOさんとのコラボレーションにおいて、このキーポルはキャンバスとなり、アート作品へと昇華されました。
【キーポル・バンドリエール 50 (NIGOコラボモデル)】
第1弾で登場したモデルは、片面がジャイアント・ダミエ、もう片面がモノグラムというアシンメトリーなデザイン。その境界線は波打つようなドリップ加工で表現され、クラシックな雰囲気に強烈なストリートの違和感(アクセント)を与えています。
デザイン性: 伝統的なブラウンカラーを基調としつつ、遊び心あるデザインは、空港やホテルのロビーで一際目を引きます。
実用性: 「キーポル50」は2〜3泊の旅行に最適なサイズ。取り外し可能なショルダーストラップが付いているため、実用性も申し分ありません。
ヒューマン メイドの要素: ストラップやタグには「LV Made」という、HUMAN MADEのロゴをもじったグラフィックが施されており、ファンの心をくすぐります。
また、小ぶりなショルダーバッグである「アマゾン・スリングバッグ」や「ナイル・メッセンジャー」も非常に人気があります。これらは日常のコーディネートに取り入れやすく、スマホや財布を持ち歩くのに最適なサイズ感です。
ルイ・ヴィトン NIGO リュック・バックパックの機能美
両手が空き、アクティブに行動できるバックパック(リュック)は、現代のライフスタイルに欠かせないアイテムです。NIGOさんとのコラボモデルは、カジュアルになりがちなリュックを、大人のラグジュアリーアイテムへと格上げしています。
【クリストファー PM / キャンパス・バックパック】
ルイ・ヴィトンのメンズ・バックパックの定番「クリストファー」。堅牢な作りと多数のポケットが特徴のアウトドアライクなモデルですが、NIGOコラボ版では、ダミエとモノグラムのドリップデザインや、愛らしい動物のパッチワークが施されています。
第1弾モデル: ジャイアント・ダミエをベースに、モノグラムが溶け出すデザイン。シックでありながら主張があります。
第2弾モデル: ストライプ柄のモノグラム・キャンバスに、「虎(タイガー)」の刺繍パッチが大胆に配置されたモデルが登場。スカジャンのような力強さと、高級感のあるレザーのトリミングが絶妙なバランスを保っています。
メンズ財布・小物の遊び心と「ヒューマン メイド」
「いきなりバッグはハードルが高い」という方におすすめなのが、財布やカードケースなどのスモールレザーグッズ(SLG)です。毎日手にするものだからこそ、見るたびに心が躍るようなデザインを選びたいものです。
【ポルトフォイユ・ブラザ / ポルトフォイユ・ミュルティプル】
長財布の「ブラザ」や二つ折りの「ミュルティプル」は、収納力と薄さを兼ね備えた名品。コラボモデルでは、以下の特徴が見られます。
LV Made ダック: 第1弾で象徴的だった、背中に「LV Made」と書かれたカモのイラストがプリントされたモデル。
ハートモチーフ: 「HUMAN MADE」でお馴染みのハート型ロゴを、「Louis Vuitton」の文字にアレンジしたデザイン。
タイガー & ドラゴン: 日本画のようなタッチで描かれた動物たちが、モノグラムキャンバスの上に躍動します。
これらの小物は、取り出す瞬間に会話のきっかけになるような「愛嬌」があります。自分へのご褒美はもちろん、パートナーへのギフトとしても非常に喜ばれるアイテムです。
ヒューマン メイド コラボ Tシャツ・アパレル
バッグや革小物だけでなく、プレタポルテ(既製服)も見逃せません。NIGOさんの真骨頂であるヴィンテージ・アメリカーナの再解釈が、ルイ・ヴィトンの最高級素材で表現されています。
特に「Tシャツ」や「スウェット」は、コラボレーションの世界観をダイレクトに肌で感じられるアイテムです。
グラフィック: 「LV Made」のロゴや、動物のキャラクターがプリントされたTシャツは、一枚で主役級の存在感。
デニムジャケット: ルイ・ヴィトンのモノグラムを織り込んだデニム生地を使用したジャケットやパンツは、ストリートウェアの最高到達点とも言えるクオリティです。
素材感: 一見カジュアルなTシャツでも、触れればわかるシルケット加工されたコットンの滑らかさや、首元のリブの耐久性は、さすがルイ・ヴィトンといった仕上がりです。
サイズ感については、ストリートウェアらしくややゆったりとしたシルエットのものが多いため、普段のサイズを選ぶか、よりオーバーサイズで着たい場合はワンサイズ上を選ぶのが一般的です。
発売日・購入方法と資産としての価値
最後に、気になる2025年新作の発売情報と、過去のコレクション(第1弾・第2弾)を入手するための考え方についてお伝えします。
2025年コレクションの発売日と入手難易度
2025年秋冬メンズコレクション(ファレル・ウィリアムス × NIGO)の具体的な発売日は、これまでの傾向から2025年の7月から9月頃にかけて順次展開されると予想されます。
※正式なアナウンスは、公式サイトやニュースレターで発表されます。
このコラボレーションは世界的に注目度が高く、人気アイテム(特にバッグや限定のアパレル)は発売直後に完売することが常です。確実に入手するためには、以下の準備が推奨されます。
1. 担当クライアントアドバイザーとの連携: 既にルイ・ヴィトンで購入実績がある方は、担当の方に早めに興味がある旨を伝えておきましょう。
2. 公式サイトのチェック: メールマガジンに登録し、先行予約や受注会の情報を逃さないようにします。
第1弾・第2弾を「循環」させて楽しむ
第1弾、第2弾のアイテムは現在、正規店での購入はできません。しかし、二次流通市場(リセール市場)では活発に取引されています。
Brand Pulseが提案するのは、「感謝の循環」というスタイルです。
もし、お手元に使わなくなったブランド品があるなら、それを信頼できる買取店へ手放し、その資金でNIGOコラボのような「今の自分」がときめくアイテムをお迎えする。
ハイブランドのアイテム、特にルイ・ヴィトンのコラボモデルは、リセールバリュー(再販価値)が非常に高い傾向にあります。
資産価値: NIGOコラボのバッグや小物は、状態が良ければ定価に近い価格、あるいはプレミア価格で取引されることも珍しくありません。
一生モノの定義: 「一生持ち続けること」だけが正解ではありません。「その時の自分を最高に輝かせてくれるパートナー」として愛用し、役割を終えたら次の持ち主へとバトンを渡す。これもまた、現代における賢いラグジュアリーの楽しみ方です。
記事のポイントまとめ
歴史的融合: ヴァージル・アブローさんとNIGOさんの友情から生まれた「LV²」は、ドリップデザインやHUMAN MADEモチーフが特徴。
2025年の展望: ファレル・ウィリアムスさんがNIGOさんを再び招聘。「Remember the Future」をテーマに、ピクセルアートや動物モチーフで新たな歴史を刻む。
名品バッグ: 「キーポル」や「リュック」は、ダミエとモノグラムの融合や、タイガー刺繍など、一目でそれとわかるアイコニックなデザインが魅力。
小物の愛嬌: 財布やTシャツに施された「LV Made」のダックやハートは、日常に大人の遊び心を加える最高のスパイス。
資産と循環: コラボアイテムは価値が落ちにくい。過去のコレクションはリセール市場を活用し、今の自分に合うアイテムへと「循環」させるのが賢い選択。
参考リンク


