「ずっと憧れていたモンクレールのエルミンヌを買おうと思ったら、どこにも売っていない…」
「廃盤になったって本当?これから何を買えばいいの?」
冬の街角で、一際エレガントなオーラを放つモンクレールのダウンコート。
中でも、その洗練されたシルエットで長年不動の女王として君臨してきたのが「エルミンヌ(HERMINE)」です。
30代から50代の大人の女性にとって、それは単なる防寒着ではなく、自信と美しさを纏うための「一生モノ」のパートナーでした。
しかし、現在そのエルミンヌが店頭から姿を消し、多くのファンが戸惑いの声を上げています。
「モンクレール エルミンヌ 廃盤 なぜ?」という疑問の声は、SNSや検索エンジンでも後を絶ちません。
実はその背景には、ファッション界全体を巻き込む大きな変革と、モンクレールというブランドの未来への決意が隠されていたのです。
この記事では、エルミンヌ廃盤の真相から、注目の後継モデル「イルマ(HIRMA)」との詳細な比較、そして失敗しないサイズ選びまで、あなたの疑問をすべて解消します。
ハイブランドの知識を深め、あなたにぴったりの運命の一着を見つける旅に出かけましょう。
この記事のポイント4つ
- エルミンヌ廃盤の真実:ファーフリー宣言とモデル刷新の背景
- 新定番「イルマ」と「エルミンヌ」の徹底比較ガイド
- サイズ選びの失敗を防ぐ:体型別・モデル別詳細レビュー
- ハイブランドダウンを一生モノにするためのメンテナンス知識
モンクレール エルミンヌ 廃盤 なぜ?その理由と背景を解説

長年愛されてきた名品が廃盤になるニュースは、私たちにとって大きなショックです。
なぜ、あれほど人気だったエルミンヌが生産終了となってしまったのでしょうか。
その理由は単なる「デザインの古さ」などではなく、もっと社会的で、倫理的なブランドの方針転換が大きく関係しています。
モンクレールのファーフリー宣言とエルミファー廃盤の影響

モンクレールは2022年、「2023年秋冬コレクションを最後に、リアルファー(動物の毛皮)の使用を完全に廃止する」という歴史的な決断を下しました。
これは「ファーフリー宣言」と呼ばれ、グッチやプラダなど、多くのハイブランドが追随している世界的な流れです。
エルミンヌには元々ファーはついていませんが、その姉妹モデルである「エルミファー(HERMIFUR)」は、フードに豪華なラクーンファー(アライグマの毛皮)があしらわれていることが最大の特徴でした。
このエルミファーがブランドの方針により生産継続が不可能になったことが、ベースモデルであるエルミンヌのラインナップ見直しにも大きく影響を与えています。
つまり、エルミンヌとエルミファーは「一蓮托生」の存在。
リアルファーモデルの廃止という大きな決断に伴い、シリーズ全体のリニューアルが行われることになったのです。
これは時代の変化に合わせた、ブランドの進化と言えるでしょう。
参考:(動物福祉とトレーサビリティ)https://www.monclergroup.com/en/sustainability/be-fair/animal-welfare-and-traceability
デザインの刷新とトレンドの変化
ファッションのトレンドは常に移ろいます。
エルミンヌは約10年以上にわたり定番として愛されてきましたが、その特徴的なデザインである「グログランテープ(縦のラインを強調する装飾)」は、一目でエルミンヌとわかる象徴である一方で、長年のファンには「見慣れたデザイン」になっていたことも事実です。
モンクレールは常に革新を求めるブランドです。
よりミニマルで、より現代的なデザインへと進化させるために、エルミンヌの持つ美しいシルエット(Aライン)は残しつつ、ディテールを削ぎ落とした新しいデザインへの移行が必要でした。
「廃盤」というとネガティブに聞こえるかもしれませんが、これは「伝説の殿堂入り」と捉えるのが正解です。
エルミンヌはそれほどまでに、モンクレールの歴史に名を刻んだ偉大なモデルだったのです。
モンクレール エルミンヌ 廃盤 なぜ注目される?後継モデルとの違い
エルミンヌが手に入らない今、私たちが注目すべきは、その後継として登場した新星モデル「イルマ(HIRMA)」です。
エルミンヌの遺伝子を受け継ぎながら、どのように進化したのでしょうか。
ここでは徹底的に比較していきます。
新定番イルマとエルミンヌの比較
エルミンヌとイルマ、どちらもロングダウンの傑作ですが、並べてみるとその違いは明確です。
以下の表に主な違いをまとめました。

| 項目 | エルミンヌ (HERMINE) | イルマ (HIRMA) |
|---|---|---|
| 装飾 | 象徴的なグログランテープあり | テープなし(シンプル) |
| ポケット数 | 2つ(または3つ) | 4つ(収納力UP) |
| シルエット | 王道のAライン | シェイプされつつ洗練されたAライン |
| フード | 取り外し可能(スナップボタン) | 一体感重視(調整可、取り外し要確認) |
| 素材感 | マットで軽量なナイロン | 同様に軽量、より滑らかな質感 |
| 雰囲気 | エレガント×スポーティ | モダン×ミニマル |
最大の違いは、胸元やポケット周りにあったグログランテープがなくなったことです。
これにより、イルマはよりすっきりとした、どんな服装にも合わせやすい「ミニマルな美しさ」を獲得しました。
一方で、ポケットの数が増え、機能面ではアップデートされています。
イルマの口コミや評判
実際にイルマを購入した方々からは、どのような声が上がっているのでしょうか。
SNSやレビューサイトの声を分析しました。
購入者のリアルな声
- 「エルミンヌと迷っていましたが、試着してイルマに即決。装飾がない分、仕事のスーツの上から着ても違和感がなく、より大人っぽい印象になりました。」(30代女性・会社員)
- 「軽さに驚きました!丈が長いのに肩が凝らない。ウエストのくびれ位置が高く見えるので、スタイルアップ効果はエルミンヌ以上かも。」(40代女性・主婦)
- 「ポケットが増えたのが地味に嬉しい。スマホと鍵を分けて入れられます。」(50代女性・自営業)
総じて評判は上々です。
「エルミンヌの代用品」ではなく、「進化した新しい名品」として受け入れられている様子が伺えます。
特に、装飾を削いだことによる「着回し力の高さ」が高く評価されています。
フラメッテとエルミンヌの違いは何ですか?

エルミンヌ(およびイルマ)と並んで人気なのが「フラメッテ」です。
こちらも美しいウエストシェイプが特徴ですが、決定的な違いは「フード」にあります。
- エルミンヌ / イルマ: フードが独立しており、背中に垂らすデザイン。カジュアルで可愛らしい印象を与えます。
- フラメッテ: フードが襟(スタンドカラー)の中に収納されています。普段はボリュームのある襟として機能し、必要な時だけフードを出せます。よりクールで都会的な印象です。
また、フラメッテの方が背中のゴムシャーリングが効いており、より体にフィットする感覚が強いです。
「ふんわり着たいならエルミンヌ系、ピタッと着たいならフラメッテ」という選び方が一つの基準になります。
エルミファーのサイズ感と選び方
廃盤となったものの、中古市場(二次流通)や並行輸入ではまだ手に入る可能性がある「エルミファー」。
もし運良く出会えた場合、サイズ選びはどうすればよいのでしょうか。
基本的に、エルミファーはエルミンヌと同じサイズ感です。
モンクレールのサイズ表記は「00」から「5」などの数字で表されます。
| サイズ表記 | 日本サイズ目安 | おすすめの体型 |
|---|---|---|
| 00 | XS (5号〜7号) | 小柄で華奢な方。150cm前半。 |
| 0 | S (7号〜9号) | 標準的な細身の方。155cm〜160cm。 |
| 1 | M (9号〜11号) | 身長がある方、バストがある方。160cm〜165cm。 |
| 2 | L (11号〜13号) | ゆとりを持って着たい方。厚手のニットを着る方。 |
エルミファーやイルマのようなAラインモデルは、「肩幅」と「二の腕」で合わせるのが鉄則です。
お腹周りはゆとりがあるデザインなので、肩が窮屈でないサイズを選びましょう。
冬場に厚手のニットを着る予定がある場合は、いつものサイズより1つ上(例:普段0なら1)を選ぶのが安心です。
モンクレール エルミンヌ ネイビーの魅力

エルミンヌやイルマで、ブラックに次いで圧倒的な人気を誇るのが「ネイビー(ダークブルー)」です。
なぜネイビーが選ばれるのでしょうか。
黒よりも重たくならず、かといってカジュアルすぎない絶妙な深みのある青。
モンクレールのネイビーは非常に上品で、特に日本人の肌色に馴染みやすいと言われています。
学校行事や式典の送迎など、少しフォーマルな場でも浮かない「きちんと感」が出せるのが最大の魅力です。
また、ネイビーはゴールドやシルバーのアクセサリーとも相性が抜群。
イルマのネイビーを選べば、知的で洗練された大人の女性を演出できること間違いありません。
モンクレール エルミンヌ サイズ1の重要性
日本人女性の間で、最も争奪戦になるのが「サイズ0」と「サイズ1」です。
この2つの境界線で悩む方は非常に多いです。
例えば、「身長162cm、体重50kg」の鈴木 花子さん(仮名)の場合。
- サイズ0を選んだ場合: シルエットは抜群に綺麗に出ます。薄手のカットソーやハイゲージニットなら問題なし。しかし、真冬に厚手のローゲージニットを着ると、腕周りがパツパツになり、動きにくくなる恐れがあります。
- サイズ1を選んだ場合: 全体的に少しゆとりが出ます。厚手の服も着込める安心感があります。見た目の着膨れを心配されますが、モンクレールのカッティング技術なら、サイズ1でも十分スリムに見えます。
結論として、「寒がりで中に着込みたい派」はサイズ1を、「中は薄着でスタイリッシュに見せたい派」はサイズ0を選ぶのが正解です。
特に30代以降は、動きやすさと快適さを重視してサイズ1を選ぶ方が増えています。
モンクレール エルミンヌ 価格の推移と価値
廃盤直前のエルミンヌの定価は、約20万円台中盤から後半でした。
しかし、近年の円安と原材料費の高騰により、後継のイルマや現在のモンクレールのロングダウンは、30万円台、モデルによっては40万円台へと価格が上昇しています。
「高すぎる…」と感じるかもしれませんが、ここで考えたいのが「リセールバリュー(再販価値)」です。
モンクレール、特にエルミンヌのような廃盤人気モデルは、中古市場でも価格が落ちにくいのが特徴です。
綺麗に使っていれば、数年後に手放す際にも驚くほどの高値が付くことがあります。
単なる消費ではなく、「資産価値のあるアウターへの投資」と捉えれば、この価格も納得できるのではないでしょうか。
毎年買い替えるコートよりも、10年愛せるモンクレールの方が、結果的にコストパフォーマンスが良い場合も多いのです。
モンクレールが流行ったのはなぜですか?
昔キャプテンがモンクレールのレザーダウンを着てる写真がある!と思って探しました。おそらくグランメゾンパリで着用しているモデルの初期タイプかと。10年以上前かと思いますが当時は40万位内で買えたのかぁ🤣今では80万ですからね😅#木村拓哉#モンクレール#グランメゾンパリ pic.twitter.com/W3RCisZfOZ
— 角谷良平 LAITER 媚びないモテスタイル (@ryohey_sumiya) January 8, 2025
きっかけは2005年頃、木村 拓哉さんがドラマやCMで着用したことだと言われています。
しかし、ブームが一過性で終わらなかった理由は、その「圧倒的な品質」にあります。
モンクレールのダウンは、フランス規格協会(AFNOR)が最高品質と認める「4Flcorons(キャトルフロコン)」を取得したホワイトグースダウンのみを使用しています。
この羽毛は、少量でも驚くほど暖かく、そして軽い。
一度着ると他のダウンには戻れないという「体験」が、口コミで広がり、30代以上の本物を知る大人たちを虜にし続けているのです。
モンクレールのダウンは何年着れる?
決して安くない買い物ですから、寿命は気になりますよね。
適切なメンテナンスを行えば、10年以上着ることは十分に可能です。
長持ちさせるコツは3つです。
- 着用後はブラッシング: 表面の埃を落とし、ナイロン生地を傷めないようにします。
- ハンガー選び: 肩に厚みのあるしっかりしたハンガーにかけ、型崩れを防ぎます。
- プロのクリーニング: シーズン終わりには、高級ダウン専門のクリーニングに出しましょう。通常のドライクリーニングでは羽毛の油分を取りすぎてしまい、保温力が落ちる原因になります。
モンクレールの最上級ラインは何ですか?
通常ライン(ホワイトラベル)の上を行く、最上級ラインも存在します。
かつては「ガム・ルージュ(Gamme Rouge)」などのコレクションラインがありましたが、現在は「モンクレール ジーニアス(Moncler Genius)」というプロジェクトがその役割を担っています。
世界中の著名なデザイナー(藤原 ヒロシさんなど)とコラボレーションし、毎シーズン革新的なデザインを発表しています。
これらは機能性だけでなく、芸術作品のような価値を持ち、ファッショニスタたちの注目の的となっています。
もし「人とは絶対に被りたくない」という方は、ジーニアスのコレクションをチェックしてみるのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
エルミンヌの廃盤は寂しいニュースでしたが、それはモンクレールが「動物と環境に優しいブランド」へと進化するための必要なステップでした。
最後に、今回の記事の要点をまとめます。
モンクレール エルミンヌ 廃盤 なぜ?まとめ
- 廃盤の理由: 2023年の「ファーフリー宣言」によるリアルファー廃止と、デザインの現代化(リブランディング)。
- 後継モデル: 「イルマ(HIRMA)」が登場。グログランテープをなくしたミニマルなデザインで、ポケット数が増加。
- イルマの特徴: エルミンヌ譲りの美シルエットはそのままに、より軽量で洗練された印象。オンオフ問わず使いやすい。
- サイズ選び: イルマもエルミンヌと同様のサイズ感。肩幅と二の腕で合わせるのが鉄則。迷ったらサイズ1が無難。
- 価値: 価格は上昇傾向だが、10年以上着られる耐久性と高い資産価値がある。
エルミンヌを探している方も、新しいイルマに興味を持った方も、この記事が運命の一着に出会うためのヒントになれば幸いです。
今年の冬は、新しいモンクレールと共に、暖かくそして美しく過ごしてみませんか?


