サンローラン(SAINT LAURENT)という名前を聞くと、多くの人が洗練されたパリのシックなスタイルを思い浮かべるのではないでしょうか。
そのクールでモダン、そして時代を超えて愛されるエレガンスは、世界中のファッションを愛する人々を魅了し続けています。
そんなサンローランが提案する布製のトートバッグは、まさにブランドの精神を日常に落とし込んだ、最高のパートナーです。
忙しい平日の通勤から、心安らぐ休日のカフェ巡り、そして少し荷物が多くなる週末の小旅行まで、あらゆるシーンで活躍してくれます。
しかし、一口に「サンローラントートバッグ布」と言っても、その種類は実にさまざま。
絶大な人気を誇るキャンバス地の「リヴ・ゴーシュ」から、気軽に持てるコットン素材のバッグ、さらには美術館の限定品や雑誌の付録として話題になった希少なアイテムまで、その選択肢は多岐にわたります。
「自分にぴったりのバッグはどれだろう?」
「高価なものだから、お手入れはどうすればいいの?」
「中古で探すときのポイントは?」
この記事では、そんなあなたの疑問や悩みにすべてお答えします。
サンローランの布製トートバッグの全貌を、人気モデルの紹介から正しいお手入れ方法、賢い購入のコツまで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、あなたにとって最高のサンローラントートバッグと出会い、その輝きを永く保つための知識がすべて手に入るはずです。
記事のポイント4つ
- サンローランの布製トートは、アイコンの「リヴ・ゴーシュ」から手頃なコットン製まで多彩なラインナップ。
- 素材やサイズ、デザインによって価格帯が大きく異なり、ライフスタイルに合わせて選べる。
- 自宅での洗濯はNG!正しいお手入れと保管方法で、美しい状態を長く保つことが重要。
- ブランド名の違いや製造国など、知っておくと役立つ豆知識も豊富。
サンローラントートバッグ(布)の魅力を徹底解説
サンローランの布製トートバッグがなぜこれほどまでに人気なのか、その秘密はデザインの美しさだけではありません。
モデルごとに異なる素材の表情、計算されたサイズ感、そしてブランドの歴史を感じさせるストーリー。
ここでは、代表的な人気モデルを深掘りしながら、それぞれの魅力に迫ります。
あなたの心に響く、運命のバッグがきっと見つかるはずです。
不動の人気を誇るキャンバストートバッグの魅力とは?

KHAKI
サンローランの布製トートバッグを語る上で、絶対に外せないのが「リヴ・ゴーシュ(RIVE GAUCHE)」です。
街中で見かけることも多く、まさにブランドの顔とも言える存在感を放っています。
このバッグの最大の特徴は、なんといってもフロントに大胆にプリントされた「RIVE GAUCHE SAINT LAURENT」のロゴ。
シンプルながらも一目でサンローランとわかるこのデザインは、持つだけでコーディネート全体を格上げしてくれます。
素材は主にリネンやキャンバス(コットン)が使われており、軽やかでカジュアルな雰囲気を持ちつつも、レザーのハンドルが高級感をプラスしています。

KHAKI
「リヴ・ゴーシュ」という名前にも、実は深い意味が込められています。
これは、1966年に創業者であるイヴ・サンローランさんが発表した、高級プレタポルテ(既製服)ラインの名前です。
当時、一部の富裕層のものだったオートクチュール(高級注文服)に対し、「リヴ・ゴーシュ」は「若さと自由」を象徴し、ファッションをより多くの人々に解放する革命的な試みでした。
つまり、このトートバッグを持つことは、単にお洒落なだけでなく、ファッションの歴史における重要なワンシーンを身にまとうことでもあるのです。
ブランドの伝統と革新の精神を受け継ぐこのバッグが、物語性を重視する大人の女性から絶大な支持を得ているのも納得できます。
機能性の高さも「リヴ・ゴーシュ」の大きな魅力です。
特にラージサイズは、A4サイズの書類やノートパソコンが余裕で収まる収納力を誇り、お仕事用のバッグとしても最適です。
バッグの上部には3つのスナップボタンが付いており、中身が見えたり飛び出したりするのを防いでくれる安心設計。
内側にはジップポケットも備わっており、鍵やスマートフォンなどの小物を整理するのに便利です。
また、チューブ状のハンドルは手や肩への負担が少なく、荷物が重くなっても快適に持ち運べるよう配慮されています。
サイズは主に2種類展開されています。
- ラージサイズ: 約 幅48cm x 高さ36cm x マチ16cm
- スモールサイズ: 約 幅39cm x 高さ30cm x マチ18cm
価格帯は、新品で約16万円から20万円以上と、決して安価ではありませんが、その人気と価値は中古市場でも証明されています。
状態の良いものであれば10万円前後から取引されており、その資産価値の高さも魅力の一つと言えるでしょう。
人気のスモール(ブラッシュドコットン)の特徴

ブラック
「サンローランのバッグは素敵だけど、リヴ・ゴーシュは少し予算オーバーかも…」と感じる方に、ぜひ注目してほしいのが「ブラッシュドコットン」シリーズのトートバッグです。
こちらは、サンローランの世界観をより気軽に楽しむことができる、非常に魅力的な選択肢です。
このシリーズは、その名の通り「ブラッシュドコットン(起毛させたコットン)」を使用しており、通常のキャンバス地とは一味違う、柔らかく温かみのある風合いが特徴です。
デザインは非常にシンプルで、バッグの中央にサンローランのシグネチャーロゴが刺繍されています。
このさりげない主張が、日常のどんなスタイルにもすっと馴染み、洗練された印象を与えてくれます。
このバッグの最大の魅力は、その驚くべき価格設定にあります。
サンローランの公式サイトで販売されている正規品でありながら、価格は以下の通りです。
- トートバッグ(ブラッシュドコットン): 17,050円(税込)
- トートバッグ スモール(ブラッシュドコットン): 13,750円(税込)
数十万円が当たり前のサンローランのバッグコレクションの中で、この価格帯はまさに破格と言えます。
これは、ブランドが意図的に設定した「エントリーモデル」としての役割を担っていると考えられます。
高価なレザーバッグでブランドの格式を保ちつつ、こうした手頃なアイテムを提供することで、より幅広い層の人々がサンローランの世界に触れるきっかけを作っているのです。
初めてサンローランのアイテムを手にする方への贈り物としても、非常に喜ばれるでしょう。
サイズ感も普段使いにぴったりです。
レギュラーサイズは縦長で、約 縦40-43cm x 横30.5-31cm ほどの大きさがあり、雑誌や書類などもスマートに収納できます。
スモールサイズはさらにコンパクトで、ちょっとしたお出かけに最適です。
どちらのサイズも、日々の生活に寄り添う使いやすさを追求して作られています。
秋冬コーデの主役になるフリースの大きさと素材
季節の変わり目には、小物から新しいムードを取り入れたくなるもの。
特に秋冬シーズンには、見た目にも温かい素材のバッグがコーディネートの素敵なアクセントになります。
サンローランでは、そんな季節感あふれるお洒落を楽しみたい方のために、フリースやシアリング(羊毛)といった、もこもことした素材のバッグも展開しています。

ここで注意したいのが、「フリース」という言葉が指すアイテムが2種類ある点です。
まず一つ目は、ブラッシュドコットンシリーズと同様に、比較的手頃な価格帯で提供されている「トートバッグ(フリース)」です。
こちらはコットン100%のフリース素材(スウェット生地のような柔らかな素材)で作られており、価格は14,630円(税込)。
サイズは約 縦39.5cm x 横39.5cm の正方形に近い形で、サンローランのロゴが刺繍されたカジュアルで愛らしいデザインです。
日常使いにぴったりの、気取らない魅力を持っています。
一方で、ファッション好きが「フリースのバッグ」と聞いてイメージするのは、もう一つのラグジュアリーなラインかもしれません。
それは、本物の羊の毛皮を刈り取って加工した「シアリング」素材を使ったコレクションです。
こちらは、アイコンバッグである「ル・サンカセット」や「サック・ド・ジュール」などに、もこもことしたリッチなシアリングをあしらったもので、価格帯も約28万円から50万円以上と、非常に高価になります。
その圧倒的な存在感と温かみのある質感は、秋冬のモノトーンコーデやシンプルなニットスタイルに合わせるだけで、一気に華やかでモードな雰囲気を演出してくれます。
このように、同じ「フリース」というキーワードでも、コットン製のカジュアルなトートバッグと、シアリングを使った高級バッグという、全く異なる二つの選択肢が存在します。
自分の予算や求めるスタイルに合わせて、どちらの「もこもこバッグ」を選ぶか考えるのも、サンローランならではの楽しみ方と言えるでしょう。
美術館や付録で話題になった限定トートバッグ
サンローランのトートバッグの中には、ブティックでは手に入らない特別なアイテムが存在します。
それが、特定のイベントのために作られた限定品や、かつて雑誌の付録として登場したバッグです。
これらは希少性が高く、今なお中古市場で多くのファンから探し求められています。

特に記憶に新しいのが、2023年に東京・六本木の国立新美術館で開催された「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」で販売された限定トートバッグです。
この展覧会は、イヴ・サンローランさんの没後、日本で初めて開催された大規模な回顧展として大きな話題を呼びました。
会場の特設ショップでは、展覧会オリジナルのトートバッグが販売され、多くの来場者が列を作りました。
バッグは2種類のサイズがあり、大きい方が8,800円、小さい方が5,800円でした。
白いキャンバス地に黒の刺繍ロゴ、そして持ち手には合皮が使われた、非常にしっかりとした作りで、展覧会の記念品とは思えないクオリティの高さが評判となりました。
現在ではもちろん会場で購入することはできませんが、フリマアプリなどで取引されており、その人気は衰えていません。
また、少し遡りますが、2009年には「イヴ・サンローラン・ボーテ」のブランドムック(雑誌と書籍を組み合わせた出版物)が発売され、その付録としてオリジナルトートバッグが付いていました。
黒いキャンバス地にYSLのロゴ刺繍、そして内側は鮮やかなフューシャピンクという心憎いデザインで、初版100万部という驚異的な発行部数を記録するほどの大ヒットとなりました。
この付録のバッグを長年愛用し、使い古してしまったために、似たデザインのノベルティ品を新たに購入したという声もあるほど、多くの人の記憶に残るアイテムとなっています。
これらの限定品や付録は、サンローランというブランドへの憧れを、より身近なものにしてくれる存在です。
数十万円のバッグには手が出せなくても、こうしたアイテムを通じてブランドの世界観に触れることができるのは、ファンにとって大きな喜びです。
単なる商品ではなく、特定のイベントや時代を象徴する「記念品」としての価値も持っており、これからも多くのコレクターを魅了し続けるでしょう。
どんな人が使う?愛用者の評判をチェック
サンローランのバッグは、一体どんな人々に愛用されているのでしょうか。
実際に使っている人の声や、愛用している有名人を参考にすることで、自分がバッグを持った時の姿をより具体的にイメージすることができます。
サンローランは、BLACKPINKのロゼさんや世界的な歌手のテイラー・スウィフトさんなど、時代の最先端をいくファッションアイコンたちに愛用されていることでも知られています。
彼女たちが持つことで、ブランドの持つクールでモダンなイメージがさらに強化されています。
一般の愛用者も、ファッション感度の高い、自立した大人の女性が多い印象です。
口コミを見ると、「デザインが洗練されていて、ビジネスシーンでもプライベートでも使える」「持つだけで自信が持てる」といった声が多く聞かれます。
特に30代から50代の女性からの支持が厚く、品質の良さや流行に左右されない普遍的なデザインが、長く使えるものを求める世代の価値観にマッチしているようです。
具体的なモデルに対する評判を見てみましょう。
「リヴ・ゴーシュ」の評判:
「とにかく大容量で使いやすい」「ノートPCや羽織ものまで何でも入るので、通勤にも旅行にも欠かせない」といった、収納力を絶賛する声が多数です。
一方で、「ハンドルの長さがもう少しあれば、もっと楽に肩掛けできるのに」という、機能面でのさらなる改善を望む意見も少数ながら見られます。
ノベルティや付録系トートの評判:
「黒地にショッキングピンクの裏地がとにかく可愛い!」「値段もお手頃で、普段使いにちょうどいい」など、デザインの可愛らしさとコストパフォーマンスを評価する声が目立ちます。
しかしその一方で、「ロゴの刺繍が少し中心からずれていた」「生地が値段相応で、少し安っぽく感じる」といった、品質に関する正直な意見も。
これは、数十万円のラグジュアリーラインのバッグと、数千円のノベルティ品では、製造基準や検品レベルが異なることを示唆しています。
どちらが良い悪いというわけではなく、価格に応じた品質の違いがあることを理解しておくことが、購入後の満足度につながります。
総じて、サンローランのトートバッグは、デザイン性だけでなく、実用性やブランドが持つストーリー性を含めて高く評価されています。
ラグジュアリーな「リヴ・ゴーシュ」は投資する価値のある一生物のパートナーとして、手頃なコットンやノベルティのトートは日々の生活に彩りを添える楽しいアクセサリーとして、それぞれの役割を果たしているのです。
| モデル名 | 主な素材 | サイズ目安 (幅x高さxマチ cm) | 新品参考価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| リヴ・ゴーシュ ラージ | キャンバス、 リネン、 レザー |
約 48 x 36 x 16 | 192,500円~ | A4・PCも余裕の収納力。 通勤・旅行に最適。 ブランドのアイコン的存在。 |
| リヴ・ゴーシュ スモール | コットン、 リネン、 レザー |
約 39 x 30 x 18 | (ラージよりやや安価) | ラージより一回り小さく、 普段使いしやすいサイズ感。 |
| トートバッグ(ブラッシュドコットン) | ブラッシュドコットン | 約 31 x 40 | 17,050円 | 柔らかい風合い。 ブランド入門に最適な手頃な価格が魅力。 |
| トートバッグ(フリース) | コットンフリース | 約 39.5 x 39.5 | 14,630円 | カジュアルで普段使いしやすい。 正方形に近いユニークな形。 |
| 美術館限定トート(大) | キャンバス、 合皮 |
約 36 x 41 | 8,800円 (当時) | 2023年展覧会限定品。 刺繍ロゴとしっかりした作りが特徴の希少アイテム。 |
後悔しないためのサンローラントートバッグ(布)選びと購入ガイド
憧れのサンローラントートバッグを手に入れるなら、絶対に後悔はしたくないもの。
ここでは、購入前に知っておきたいブランドの基礎知識から、購入後の生活に欠かせないお手入れ方法、そして賢く手に入れるためのヒントまで、あなたが安心して一歩を踏み出すための情報を網羅しました。
これらの知識は、あなたのバッグ選びをより楽しく、そして確かなものにしてくれるはずです。
結論から言うと、これらはすべて同じブランドを指しています。
このブランドは、1961年に伝説的なデザイナー、イヴ・サンローランさんによって設立されました。
当初のブランド名は、彼のフルネームである「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」でした。
大きな転機が訪れたのは2012年のことです。
新しくクリエイティブ・ディレクターに就任したエディ・スリマンさんが、ブランドイメージをよりモダンで現代的なものに刷新するため、アパレルラインの名称を「サンローラン・パリ(SAINT LAURENT PARIS)」へと変更したのです。
この時、創業者の名前である「イヴ」を外したことには、伝統を尊重しつつも過去にとらわれず、未来へ向かうという強い意志が込められていました。
現在では、以下のように使い分けられています。
- サンローラン(SAINT LAURENT): バッグ、財布、洋服などのアパレル製品全般に使われる名称。
ロゴはブロック体の「SAINT LAURENT」が基本です。 - イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT / YSL): 主にコスメや香水を取り扱うビューティーラインの名称として残されています。
また、アイコンバッグの留め具などに使われる「YSL」を組み合わせたカサンドラロゴは、ブランドの偉大なヘリテージ(遺産)の象徴として、今も多くの製品に輝いています。
つまり、ブランドは「サンローラン」としてモダンに進化し続けながらも、「YSL」という不朽のアイコンを通じて創業者への敬意を表しているのです。
この背景を知ることで、それぞれのアイテムが持つデザインの意味をより深く理解できるはずです。
実は、サンローランのバッグは、そのほとんどがイタリアで製造されています。
製品のタグには、誇らしげに「Made in Italy」と記されています。
これは、単なる生産地の表示以上の意味を持ちます。
イタリア、特にフィレンツェ周辺の地域は、何世紀にもわたって世界最高峰の革製品や織物を生み出してきた、職人技の聖地です。
多くの名だたるラグジュアリーブランドが、その卓越した技術を求めてイタリアに生産拠点を置いています。
サンローランがイタリアでの生産にこだわるのは、ブランドが求める極めて高い品質基準を満たすためです。
フランスのエスプリが効いたデザインと、イタリアの確かなクラフツマンシップ。
この二つが融合して初めて、サンローランのバッグは完成するのです。
この事実は、偽物を見分ける上でも重要なポイントになります。
万が一、「Made in China」など、イタリア以外の国名が記されたサンローランのバッグを見かけた場合は、偽物である可能性が非常に高いと言えるでしょう。
「Made in Italy」の刻印は、そのバッグが本物であること、そして最高の品質を保証する証なのです。
お気に入りの布製トート、特に明るい色のものは、どうしても汚れが気になってしまうもの。
「汚れたら、いっそ丸洗いしてしまいたい!」と思うかもしれませんが、それは絶対に避けるべきです。
サンローランのような高級トートバッグを自宅で洗濯してしまうと、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。
その最大の理由は、バッグが単一の素材でできていない点にあります。
リヴ・ゴーシュのように、キャンバス地のボディにレザーのハンドルが組み合わせられている場合、水洗いは非常に危険です。
布には問題ない洗剤でも、革を硬化させたり、シミを作ったりする原因になります。
最悪の場合、革の色が布地に移ってしまう「色泣き」という現象が起こることも。
また、バッグ全体の型崩れや、接着剤の劣化にも繋がりかねません。
答えは、「汚れたらすぐに、部分的に対処する」ことです。
以下に、正しいお手入れ方法をご紹介します。
日常のお手入れ:
使い終わったら、馬毛などの柔らかいブラシで表面のホコリや汚れを優しく払い落とす習慣をつけましょう。
これだけでも、汚れの定着を防ぎ、美しい状態を長く保てます。
キャンバス・布部分の汚れ(部分洗い):
- おしゃれ着用の中性洗剤を、水で薄めた洗浄液を作ります。
- 柔らかい白い布に洗浄液を少量つけ、硬く絞ります。
- 汚れの部分を、外側から中心に向かって優しくポンポンと叩くように拭き取ります。
ゴシゴシ擦るのは生地を傷めるのでNGです。 - きれいな水をつけた別の布で、洗剤成分をしっかり拭き取ります。
- 最後に乾いた布で水分を吸い取り、風通しの良い日陰で完全に乾かします。
持ち手などの革部分の汚れ:
革専用のクリーナーを柔らかい布に取り、優しく拭き取ります。
水分やアルコールはシミの原因になるので、絶対に使用しないでください。
保管のコツ:
- 湿気を避ける: 保管場所は、風通しの良い日陰がベストです。
クローゼットにしまう場合は、ビニール袋ではなく、通気性の良い布製の袋(購入時に付いてくる保存袋が最適)に入れましょう。 - 型崩れを防ぐ: バッグの中に丸めた新聞紙やタオルなどを詰めて、形を整えてから保管します。
- 防水スプレーを活用: 新品のうちに、布と革の両方に使える防水スプレーをかけておくと、汚れや水濡れを防ぐ効果があります。
必ず目立たない場所で試してから全体に使用してください。
どうしても落ちない頑固な汚れや、全体的なクリーニングが必要な場合は、無理せずプロに任せるのが賢明です。
バッグ専門のクリーニング店では、素材や状態に合わせた最適な方法で洗浄してくれます。
料金は1万5千円から3万円程度が相場ですが、大切なバッグを長く使い続けるための投資と考えれば、決して高くはないはずです。
中古で購入する際の注意点と評判
サンローランのトートバッグを、少しでもお得に手に入れたいと考えるなら、中古品(リユース品)を探すのも一つの賢い方法です。
特に人気の「リヴ・ゴーシュ」は中古市場でも流通量が多く、新品同様のものから、味のあるヴィンテージ品まで、さまざまな状態のアイテムを見つけることができます。
中古でリヴ・ゴーシュを探す場合、キャンバス地の状態の良いもので、8万円から15万円程度が相場となっています。
新品価格(約19万円〜)と比較すると、かなり魅力的な価格と言えるでしょう。
ただし、安さだけで飛びつくのは禁物です。
購入後に後悔しないために、以下のチェックポイントを必ず確認しましょう。
中古バッグ購入時のチェックポイント:
- 角と底の状態: バッグで最も摩耗しやすいのが、四隅と底面です。
擦り切れていたり、汚れがひどくないか、写真を拡大してしっかり確認しましょう。 - ハンドルの付け根: 意外と見落としがちですが、最も重要なのがハンドルの付け根です。
バッグの重みが常にかかる部分なので、革に亀裂が入っていたり、縫製の糸がほつれていたりしないか、念入りにチェックが必要です。 - 内側の汚れ: 外側は綺麗でも、内側に化粧品やペンのシミ、飲み物をこぼした跡などが残っている場合があります。
隅々まで確認しましょう。 - 付属品の有無: 購入時に付いてくる保存袋や、モデルによってはポーチが付属している場合があります。
これらが揃っていると、価値が下がりにくくなります。 - 出品者の評価と信頼性: フリマアプリなどで個人から購入する場合は、過去の取引評価を必ず確認しましょう。
高額な商品ですので、少しでも不安を感じたら取引を避けるのが無難です。
信頼できる大手のブランドリユース店や、真贋鑑定サービスのあるプラットフォームを利用するのが最も安心です。
中古品は、一点ものの出会いも魅力です。
これらのポイントを押えて賢く選べば、憧れのサンローラントートバッグを、納得のいく価格であなたのワードローブに加えることができるでしょう。
そのバッグが持つ、前の持ち主から受け継いだストーリーに思いを馳せるのも、中古品ならではの楽しみ方かもしれません。
サンローラントートバッグ(布)で日常を格上げしよう【まとめ】
サンローランの布製トートバッグは、単なる荷物を運ぶための道具ではありません。
それは、持つ人の日常に洗練された輝きと、ほんの少しの自信を与えてくれる、特別なファッションアイテムです。
この記事では、ブランドの象徴である「リヴ・ゴーシュ」から、気軽に楽しめる「ブラッシュドコットン」シリーズ、さらにはコレクター心をくすぐる限定品まで、その多彩な魅力を紐解いてきました。
また、ブランドの歴史や製造背景、そして大切なバッグを永く愛用するためのお手入れ方法についても、詳しく解説しました。
サンローランのトートバッグは、決して安い買い物ではありません。
しかし、その背景にあるストーリーを理解し、正しい知識を持って選び、丁寧にケアをすれば、それは間違いなくあなたの人生を豊かに彩る「価値ある投資」となります。
さあ、あなたもサンローラントートバッグ(布)をパートナーに選んで、いつもの毎日を、まるでパリの街角を歩くような、心ときめくシーンに変えてみませんか。
記事で使った内容をまとめます
- 不動の人気を誇る「リヴ・ゴーシュ」はその歴史と高い収納力が魅力。
- 「ブラッシュドコットン」シリーズは、ブランド入門に最適な手頃な価格帯が特徴。
- 秋冬には「フリース」や「シアリング」素材のバッグで季節感のあるお洒落を楽しめる。
- 「美術館」限定トートや過去の「雑誌付録」は、今も中古市場で人気の希少アイテム。
- 多くのファッション愛用者の評判から、デザイン性と実用性の高さがうかがえる。
- 「イヴ・サンローラン」と「サンローラン」は同じブランドで、2012年にアパレルライン名が変更された。
- 高品質の証として、サンローランのバッグは主にイタリアで製造されている。
- 布製でも自宅での丸洗いは避け、部分的なお手入れと正しい保管が長持ちの秘訣。
- 中古品を狙う際は、ハンドルの付け根や角の状態をチェックし、信頼できる店から購入することが大切。


